1960年代
「もはや戦後ではない」高度経済成長真っ只中。 テレビ、エアコン、冷蔵庫の「三種の神器」が家庭に定着。 テレビのカラー放送がスタート。「鉄腕アトム」「サザエさん」「ウルトラマン」「笑点」「8時だよ!全員集合」の放送がはじまり、お茶の間を楽しませました。 66年にはビートルズが初来日。グループサウンズが大流行し社会現象に。 東海道新幹線開業、東京オリンピック開催、アポロ11号の月面着陸と、明るい話題が賑やかな時代でした。
1970年代
オイルショックでトイレットペーパーの買占め騒動が。 東西冷戦、浅間山荘事件、公害問題、ロッキード事件、ベトナム戦争終結、ノストラダムスの大予言ブームなど重い話題が多い中、若者は、ブルース・リーのアクション映画に熱狂し、国民の半分以上がNHKの連続テレビ小説「おしん」に釘付けに。 山口百恵、ピンクレディがデビュー。「仮面ライダー」「ドラえもん」「太陽にほえろ」が放映開始。 スティーブ・ジョブズがアップルを設立したのはこの頃です。
1980年代
インベーダーゲーム、スーパーマリオが大流行。 コンビニが24時間営業を開始。東京ディズニーランドが開園。 女の子はみんな聖子ちゃんカットで、原宿には竹の子族が出現。 マドンナやマイケル・ジャクソンが大ヒットし、ディスコブームを盛り上げます。 ウィンドウズ、マッキントッシュコンピューターの発売、インターネットの登場。ベルリンの壁が崩壊し、世界はグローバル化の第一歩を。 1989年、昭和天皇が崩御され、時代は平成へと変わります。
1990年代
ルーズソックスのコギャルたちが渋谷を占拠し、ワンレン、ボディコンがディスコにあふれる1990年。 「東京の土地代でアメリカが買える」と豪語したバブル経済も、93年、ついに終わりを告げ、95年、阪神大震災、地下鉄サリン事件が発生、人々の浮かれた心に暗い影を落としました。 安室奈美恵がデビュー。アムラーファッションが大流行。 一方、ちびまる子ちゃん、きんさん・ぎんさん、だんご三兄弟といった、ほっこりするキャラクターも人気を博しました。
2000年代
コンピューターの2000年問題で大騒ぎとなったミレニアム。 2001年9月に発生したアメリカ同時多発テロは、アフガン戦争、イラク戦争に発展。 国内では雪印集団食中毒事件や食品偽装問題が発生し、21世紀は不安な幕開けとなりました。 外野手で初の日本人大リーガーとなったイチローや、ゴルフの石川遼選手の活躍が話題に。 お茶の間では「冬のソナタ」が大ヒット。ヨン様が韓流ブームの火をつけます。 女子力、草食系男子、スイーツなどの言葉が流行語となりました。
2010年代
2011年3月、東日本大震災が発生。 誰もが心の痛みと絆を噛みしめる幕開けとなりました。 世界の人口が70億を超える中、わが国は少子高齢化へ。人口の4分の1が高齢者と言われる反面、保育園に入れない事が問題に。 東京スカイツリー開業。妖怪ウォッチの大ヒット。SMAP解散。スケートの羽生結弦選手、中学生棋士 藤井聡太七段の活躍、安室奈美恵引退、は記憶に新しいところ。 そして2019年5月、天皇陛下の生前退位により新元号へ。 私たちは、また、新しい時代を迎えます。